VPN / Firewall / 通信保護

Proton VPNのインストールと使い方

Proton VPNは、無料でも利用可能な、スイスを拠点とするセキュアな VPNサービスです。

Proton VPNの概要

Proton VPNの用途と活用シーンです。使用目的や導入を検討する際の参考にしてください。

安全にインターネット通信を利用したい場合や、地域制限のあるコンテンツへアクセスしたい場合。

公共Wi-Fiを利用するとき、国外から国内向けサービスを利用するとき、通信内容のプライバシーを保護したいときなど。

機能と特長

  • プライバシー保護のためノーログポリシーを採用
  • 接続断時に通信を遮断するキルスイッチを搭載
  • トンネリングとAES-256暗号化により通信を保護
  • マルチコアプロセッサに処理を分散させる独自技術「VPN Accelerator」で通信速度を向上(Plus以上)
  • 脅威のあるサイトや広告をDNSレベルでブロックする「NetShield」を搭載(Plus以上)
  • トラフィックの監視や追跡を回避する「Secure Core」を搭載(Plus以上)
  • クライアントアプリはオープンソースで開発
  • 第三者機関による監査を受け、データ処理とセキュリティの透明性を証明

アプリ情報・システム要件・仕様

下のタブから各情報をご確認ください。

アプリ情報

開発元

Proton AG

開発元の拠点

スイス

公式サイト

https://protonvpn.com/ja

アプリ詳細ページ

https://protonvpn.com/ja/download-windows

アプリのバージョン

4.3.1

提供形態

フリーミアム(無料版はアップグレードして機能制限解除)

ライセンス形態

プロプライエタリ(商用ライセンス)、一部クライアントアプリは GPL v3で公開

Git

Git

安全性

Proton VPNは独立した第三者機関の監査を受けて安全性を証明し、監査レポートも公開しています。クライアントアプリはGitHubでソースコードが公開されており、透明性が確保されています。

システム要件

OS

Windows 11/ 10/ 8.x/ 7

CPU

メモリ

ストレージ

仕様

Free

Plus

データ転送量

無制限

無制限

ロケーション

6カ国

126カ国

サーバ数

2300台以上

15000台以上

同時接続デバイス数

1台

最大10台

通信の暗号化

ノーログポリシー

キルスイッチ

プロファイルの作成

スプリットトンネル

P2P接続

Onionドメインへの接続

ストリーミングサービス最適化

VPN接続中に LAN上のデバイスへのアクセス

通信速度向上技術

VPN Accelerator

トラフィック監視回避強化機能

Secure Core

脅威のあるサイトへのアクセスと悪質な広告のブロック機能

NetShield

VPNトラフィックブロック回避

Stealthプロトコル

Stealthプロトコル

Unlimitedプランは、Proton VPNのフル機能のほか、Proton Mail・Proton Drive・Proton Pass・Protonカレンダーなど、Protonが提供するサービスをフル機能で利用できる包括プランです。
共用のクラウドストレージは 500GBの容量が付与されます。

アカウントの作成とインストール

サブスクリプション契約の有無でフローが変わるので、利用プランを選択してください。

スライドを進めるには、画面右端の矢印をクリックしてください。

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アカウントの作成とインストールの手順
  • Proton VPNのプラン選択ページ で「Proton Freeを利用する」をクリック
  • [Freeで続行]をクリック
  • メールアドレスを入力して「Proton VPNの使用を開始する」をクリック。
  • パスワードは自動生成されたものを利用するか、自分で設定可能。自動生成を使う場合はコピーして保管し、「このパスワードで続行する」をクリック
  • デスクトップアプリをダウンロードするため、「ダウンロード」をクリック
  • 使用環境に応じたインストーラーをダウンロード
  • ダウンロードしたインストーラーを起動し、ユーザーアカウント制御のプロンプトが表示されたら許可
  • セットアップに使用する言語を選択
  • スタートメニューへの追加はデフォルト設定で「次へ」
  • 他のProtonアプリを同時にインストールする場合はチェックを入れ、不要であれば外して[次へ]
  • 登録したユーザー名(メールアドレス)とパスワードを入力して「ログイン」をクリック
  • ウエルカム画面が表示されたら「利用開始」をクリック

スライドを進めるには、画面右端の矢印をクリックしてください。

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アカウント作成の手順
  • Proton VPNの公式サイト にアクセスして「Create a free account」 をクリック」
  • 購入するプランを選択し、サブスクリプションの期間と決済通貨を設定
  • 下にスクロールしてアカウントとパスワードを設定
  • 右に表示されている[概要]で支払い方法(クレジットカードまたはPayPal)を指定し、「今すぐProton Mailの使用を開始してください」をクリックして決済
  • アカウントが作成されたら送信先に表示する表示名を設定して「続ける」
  • パスワードを失念した際に使用する回復用のメールアドレスか、携帯電話番号を選択して入力し「保存」
  • ウエルカム画面が表示されたら「始めましょう」

設定

Proton VPNは、デフォルト設定で[自動スタートアップ]が有効になっているため、Windows起動時に自動的に起動して、Freeでは最適なサーバに、Plus/ Unlimitedではデフォルトプロファイルに設定したサーバに自動接続します。

Proton VPN Freeでは、VPNプロトコルの切替えやキルスイッチの有効化などが可能です。また、設定項目には日本語で説明文も記載されています。

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右サイドパネルから[設定]をクリックします。

キルスイッチは、VPN接続が何らかの原因で切断された場合に、すべてのインターネット通信を遮断して情報が漏洩するのを防ぐ機能です。
Proton VPNに自動再接続機能があり、切断時には自動的に再接続が試みられますが、キルスイッチを有効にすると、通信が切断した時点で、インターネット通信を遮断するため、通常回線への接続を防止できます。

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より確実に通信を保護したい場合は、[キルスイッチ]を有効にします。
Proton VPNのキルスイッチには[標準]と[拡張]があります。

標準
ユーザーが手動で VPN接続を切断した場合は、通常回線に接続します。
拡張
ユーザーが手動で VPN接続を切断してもインターネットへは接続できず、VPN接続が確立されるまでインターネット通信ができません。

プロトコルは「通信規約」のことで、プロトコルの違いによって、速度・安定性・対応環境が変わります。
Proton VPNでは、デフォルトで最適なプロトコルを自動選択する[Smart]が選択されているため、特段の理由がなければ、デフォルト設定で問題ありません。

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Proton VPNで利用可能なプロトコルは、WireGuard(UDP/ TCP)・OpenVPN(UDP/ TCP)・Stealth(TCP)です。UDPは通信速度が早く、TCPは安定性に優れています。
WireGuardは高速でセキュアな反面、標準仕様では固定 IP設計のため匿名性が不十分だと指摘されていますが、Proton VPNは double-NATを使用して接続を動的にプロビジョニングしており、OpenVPNや IKEv2と同レベルで匿名化されています。

詳細設定

[詳細設定]は、通常デフォルト設定で問題ありません。

代替ルーティングは、Protonのサイトやサービスがブロックされた場合のバイパス機能です。
デフォルトで有効になっています。

Proton VPNは IPv6への完全対応を進めていますが、Windowsでは完全にサポートしておらず、IPv6アドレスが外部に漏れるリスクを防止するため、IPv6はデフォルトで無効になっています。
現在のインターネット利用はほとんどがIPv4で動作しており、IPv6を無効化しても大きな不便はありません。特に理由がなければデフォルトのまま無効に設定したほうが安全です。

[IPv6対応]を無効にした場合、IPv6は VPNトンネルを通過しないので、[IPv6漏洩防止]を有効にしてブロックします。
デフォルトで有効になっているので設定は不要です。
[IPv6対応]と[IPv6漏洩防止]を双方とも無効にすると、IPv6通信が漏洩するため注意して下さい。

Plusや Unlimitedなどの有料プランでは、[プロファイル]が利用できるため、接続先のサーバや使用するプロトコルなどの設定を個別に管理できます。
近年はサイト側の不正アクセス対策により、短時間で異なるIPアドレスからアクセスすると追加認証やアカウントロックが発生することがあるため、プロファイルで接続サーバ(IPアドレス)を固定しておくことで回避しやすくなります。

Proton VPN 4.2 018

左サイドパネルで[プロファイル]を選択し、[+新しいプロファイル]をクリックします。

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プロファイルに名前を付け、接続設定を編集します。
NetShield以下は[カスタム設定]で編集できますが、通常はデフォルト設定で問題ありません。

[接続の種類と場所を選択」では、接続先のロケーションや使用するサーバを設定します。

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接続の種類には、標準・Secure Core・P2Pがあります。通常はデフォルトの[標準]を使用しますが、より匿名性を高めたい場合は[Secure Core]、Bittorrentなどの P2Pを利用する場合は[P2P]を選択してください。

Secure Core
高セキュリティの中継サーバを経由してから指定したサーバに接続する仕組みです。 VPNサーバの監視を回避できる反面、中継サーバを経由するので通信速度は低下します。
P2P
Bittorrentなどのファイル共有に対応した専用サーバへ接続するモードです。高速なデータ転送に適しており、大容量ファイルの送受信にも利用できます。通常のサーバではP2Pトラフィックが制限される場合がありますが、P2P接続を選択することで安定して利用できます。

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ロケーションをデフォルト設定の[最速]にすると、接続する際にトラフィックの状況などから通信速度の速いサーバに接続します。ただし、日本国内で使用しても韓国や台湾などのサーバに接続される場合があり、VPN利用時に接続先の IPアドレスが頻繁に変わると、サービス側で「海外からのアクセス」や「通常と異なる環境からのログイン」と判定され、追加認証やログイン制限が発生する可能性があります。
場合によってはアクセスがブロックされ、サポートに連絡しなければならないケースもあるため、安定した利用には国や都市を固定して接続サーバを選択する設定を推奨します。

NetShield は Proton VPNの DNSサーバで脅威をブロックする機能です。
マルウェア・スパイウェアのみブロックする[マルウェアのみブロック]と、マルウェア・スパイウェア・広告・トラッカーをブロックする[広告やマルウェア、追跡をブロック]があります。
プロファイル作成時は、デフォルト設定で[広告やマルウェア、追跡をブロック]が有効になっています。

ポート転送は、ポート番号を取得できる機能です。取得したポート番号を BitTorrentクライアントなどに設定することでパフォーマンス向上が期待できます。

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[ポート転送]を有効にするとホーム画面の右サイドパネルの[ポート転送]にポート番号が表示されます。

プロトコルは「通信規約」のことで、プロトコルの違いによって、速度・安定性・対応環境が変わります。
Proton VPNでは、デフォルトで最適なプロトコルを自動選択する[Smart]が選択されているため、特段の理由がなければ、デフォルト設定で問題ありません。

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Proton VPNで利用可能なプロトコルは、WireGuard(UDP/ TCP)・OpenVPN(UDP/ TCP)・Stealth(TCP)です。UDPは通信速度が早く、TCPは安定性に優れています。
WireGuardは高速でセキュアな反面、標準仕様では固定 IP設計のため匿名性が不十分だと指摘されていますが、Proton VPNは double-NATを使用して接続を動的にプロビジョニングしており、OpenVPNや IKEv2と同レベルで匿名化されています。

Proton VPNは、標準の動作としてプライバシー保護に優れた Strict NAT(タイプ3)が適用されます。Strict NATはセキュリティが高い反面、P2P通信や双方向通信が制限されやすく、オンラインゲームやビデオ会議で接続が不安定になる場合があります。
そのため、不具合が発生する場合は、Moderate NAT(タイプ2)を有効にすることで、接続性や応答速度が改善される可能性があります。

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キルスイッチやスプリットトンネルは、[設定]で編集します。

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プロファイル利用時は、サーバ・プロトコル・NetShield・NATタイプなどの接続設定はプロファイルで編集する必要があります。一方、キルスイッチ・スプリットトンネル・VPN Acceleratorはアプリ全体に適用されるため、プロファイルとは独立して管理されます。

キルスイッチは、VPN接続が何らかの原因で切断された場合に、すべてのインターネット通信を遮断して情報が漏洩するのを防ぐ機能です。Proton VPNのキルスイッチには[標準]と[拡張]があります。

標準
ユーザーが手動で VPN接続を切断した場合は、通常回線に接続します。
拡張
ユーザーが手動で VPN接続を切断してもインターネットへは接続できず、VPN接続が確立されるまでインターネット通信ができません。

Proton VPNに自動再接続機能があり、切断時には自動的に再接続が試みられますが、キルスイッチを有効にすると、通信が切断した時点で、インターネット通信を遮断するため、通常回線への接続を防止できます。

スプリットトンネル は、指定したアプリや IPアドレスを VPN接続から除外または適用する機能です。
常時 VPN接続時に VPN接続では利用できないアプリを指定したり、特定の IPアドレスにアクセスする場合のみ VPN接続を有効にするなど、柔軟な設定が可能です。

VPN Acceleratorは、VPNのトラフィックをマルチコアプロセッサを使用して負荷を分散させ、VPNの通信速度を向上させる Proton VPN独自のテクノロジーです。
デフォルトで有効になっています。

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[詳細設定]は、通常デフォルト設定で問題ありません。ただし、バージョン4.0で導入された[DNS block handling]の[Use Proton VPN’s NRPT policy]が有効になっていると、ローカルDNSがブロックされ、LAN上のNASやパソコンにホスト名でアクセスできなくなります。

用語解説

ローカルDNSは、LAN上のデバイスのホスト名と IPアドレスを変換する機能で、一般的にルーターなどに搭載されています。
Proton VPNの新機能 NRPT(Name Resolution Policy Table)は、Windowsが外部 DNSリクエストを試行しないようにすることで、VPNの速度が最適化されますが、ローカルネットワークDNSが動作しません。
そのため、NRPTポリシーを使用すると、NASやLAN上のプリンタをホスト名で認識しなくなります。(IPアドレスで指定すれば認識できます)

代替ルーティングは、Protonのサイトやサービスがブロックされた場合のバイパス機能です。
デフォルトで有効になっています。

通常 VPNは通信する際に二点間を直結してトンネルを作り、外部から遮断するため、VPNが有効の場合は LAN上のデバイスにもアクセスできません。
[LANへの接続を許可]を有効にすると、VPN接続中でも LAN上のデバイスへのアクセスが可能になります。
基本的にデフォルトで有効になっていますが、VPN接続時に LAN上の NASやプリンタにアクセスできない場合は、設定を確認してください。

カスタムDNSサーバーは、Proton VPNの DNSサーバ以外の DNSサーバを使用する際に設定します。ただし、カスタム DNSサーバを使用すると、NetShieldは利用できません。
また、DNSサーバは 匿名性を確保する重要な部分なので、ノーログポリシーや DNSリーク対策など、信頼できるサーバの使用が前提になり、通常は変更不要です。

VPNプロトコルに OpenVPNを使用する際は、ネットワークドライバを選択できます。
デフォルト設定では安定性に優れている[TAP]が選択されています。[TUN]に変更することで通信速度の向上が期待できますが、[TAP]と比較すると安定性は低下します。
特別な理由がなければ[TAP]で問題ありません。

Proton VPNは IPv6への完全対応を進めていますが、Windowsでは完全にサポートしておらず、IPv6アドレスが外部に漏れるリスクを防止するため、IPv6はデフォルトで無効になっています。
現在のインターネット利用はほとんどがIPv4で動作しており、IPv6を無効化しても大きな不便はありません。特に理由がなければデフォルトのまま無効に設定したほうが安全です。

[IPv6対応]を無効にした場合、IPv6は VPNトンネルを通過しないので、[IPv6漏洩防止]を有効にしてブロックします。
デフォルトで有効になっているので設定は不要です。
[IPv6対応]と[IPv6漏洩防止]を双方とも無効にすると、IPv6通信が漏洩するため注意して下さい。

VPNトンネルの外に出ようとする Windowsの DNSリクエストを処理する方法を選択します。
デフォルト設定では[Use Proton VPN’s NRPT policy]が有効になっているため、VPNの速度が最適化されますが、ローカルネットワークDNSは動作しません。
LAN上のデバイスに IPアドレスではなく、ホスト名(デバイス名)でアクセスしたい場合は、[Use default blocking method]を有効にしてください。
[Use default blocking method]は、VPNトンネル外から発生したDNSリクエストをブロックします。セキュリティレベルは NRPTと同等ですが、速度が遅くなる場合があります。

使い方

Free・Plus/ Unlimitedともに、自動起動と自動接続が有効になっている場合、必要な設定を完了していれば操作は必要ありません。

Proton VPN 4.2 027

自動起動するとシステムトレイに常駐します。

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システムトレイのアイコンをクリックすると、VPN接続の切断ができるほか、直近で使用したプロファイルが表示される(Plus/ Unlimited)ので、プロファイルの切り替えも可能です。
Freeでは「サーバの変更」ができますが、接続先はランダムで、サーバの変更にはクールタイムがあるため、頻繁に変更することはできません。

Proton VPN 4.2 029

Plus/ Unlimited利用時は、ホーム画面の左サイドパネルから[国]を選択すると、任意のロケーションとサーバに接続できます。タブは[すべて][Secure Core][P2P][Tor]に分かれており、用途に適したサーバの選択も可能になっています。

Proton VPN 4.2 030

物理サーバの設置が難しい一部のロケーションは、物理サーバは他国に設定されていますが、IPアドレス上は指定の国に見える仮想サーバ(スマートルーティング)になっています。

DNS漏れの確認

VPN接続時に IPアドレスが匿名化されているか確認します。

Proton VPN 4.2 031

VPN接続を確立してから ipleak.net へアクセスします。
Proton VPNでは、[DNS address]も秘匿されるため、[Your IP address]に接続先のサーバ情報のみが表示されていれば匿名化され、DNSリークも発生していません。

WebRTCリークの確認

WebRTCはブラウザに搭載されているリアルタイム通信機能で、ビデオ通話や画面共有などに利用されます。この機能は VPN接続時にローカル IPアドレスやグローバル IPアドレスを直接取得して外部に送信する「WebRTCリーク」の発生リスクがあるため、 ipleak.net の[WebRTC detection]を確認して、何も表示されていなければ問題ありません。
自宅回線やローカルネットワークのIPが表示される場合はリークが発生しているため、ブラウザの設定や拡張機能で WebRTCを無効化するか制御する必要があります。

AI(ChatGPT)による評価

🧠 Proton VPN(Plus/ Unlimited)は、機能性と安全性の両立を目指すユーザーに非常に適したVPNサービスであり、プライバシーと匿名性を重視する立場から見るとトップクラスと言えます。ストリーミング、P2P、検閲回避といった用途にも一定の対応力を持っており、日常利用で不満を感じるケースは少ないです。

コストと速度に敏感なユーザーにとっては、他 VPNと比較してやや割高に感じることや、遅延が許容範囲かどうかが判断ポイントとなります。
総じて、プライバシーの確保を最優先としつつも十分な実用性を求める人にはおすすめできるVPNです。目的に応じて、速度重視型やコスト重視型の選択肢とも比較検討する価値があります。

類似サービスとの比較

項目

NordVPN

ExpressVPN

機能性

操作性

安定性

安全性

価格

◎:非常に良い ◯:おおむね良い △:やや劣る ✕:対応していない

備考

Proton VPNは、無料プランでも日本国内のサーバが利用可能なため、他の無料VPNサービスと比べて安定した速度が期待でき、安全性も暗号化通信や監査によって担保されています。さらに、Proton MailやProton Driveなどと組み合わせることで、個人情報収集の懸念がある Googleサービスへの依存を減らす手段として有力な選択肢です。

更新履歴

  • 2025-09-24:Proton VPN v4の初版公開

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